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「せんとくん」の宣伝効果は15億円 [時事ネタ]

 2010年に奈良県で開かれる平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」の宣伝効果が約15億円に達したそうです。「かわいくない」といった反発が思わぬ好結果につながったようです。
 人間万事塞翁が馬とは言いますが、物事はどちらに転ぶか分からないものですね。

 マスコットキャラクターと言いますと、彦根城築城400年祭キャラクター「ひこにゃん」のように動物をモチーフにしたものや、2005年の愛・地球博のキャラクター「モリゾー&キッコロ」のようにモチーフがはっきりしないものが無難ではあります。また、人間の子どもをモチーフにする場合は男の子よりも女の子のほうがインパクトは強いですね。佐賀県の旧大和町(現・佐賀市)で使われていた3人のマスコットキャラクターについても、長髪の女の子キャラクター「まほろちゃん」ばかりが目立っていました。
 そんな中で、「せんとくん」は苦戦を強いられるのかと思っていたのですが・・・。

 平城遷都1300年祭は誰からも愛されるマスコットキャラクターでいきたいという奈良県民の声は分かりますが、一方であまり無難な形でまとめてしまったら話題にされなかったでしょう。イベントの存在を国内外に広めるという第一の目的を、「せんとくん」は見事に果たしたと言えます。
 こういった状況になった以上、記念事業協会側は無理に新マスコットキャラクターを募集したりするのではなく、「せんとくん」反対派との溝をどうやって埋めていくかを考えた方が得策でしょう。

 もっとも、私も「せんとくん」グッズは特に欲しいとは思いませんが。
(一方で、「まほろちゃん」グッズでしたら衝動買いしてしまうかもしれません(笑)。)
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